米軍の生物化学兵器の除去を要求、朝鮮反核平和委代弁人 |
朝鮮反核平和委員会スポークスマンは16日、南朝鮮駐留米軍の化学兵器貯蔵が明るみに出たことに関連し、談話を発表した。 談話は、米軍が化学兵器を貯蔵した事実が再び明るみに出たのは、朝鮮半島の戦争で化学戦を核戦争のように「独自の戦争方式」と見なしている米国の冒険的な北侵戦略がこんにちに至って危険ラインを越えて実践の段階に入っていることをはっきり示しているとし、次のように指摘した。 現実は米国こそ大量破壊兵器の生産、保有、拡散の真犯人であり、自国の侵略的野望の実現のためなら国際法も世論も眼中になく、他民族に対する皆殺し策動もためらわない悪の帝国であることを物語っている。 朝鮮半島を非核、平和地帯にするためには南朝鮮占領米軍基地に対する厳格な検証が先行されなければならない。 朝鮮半島の核問題自体がわれわれに対する米国の核の脅威から生じた問題であるだけに、南朝鮮占領米軍基地に対する検証と核および生物、化学兵器の撤廃こそ朝鮮半島の平和と非核化の道であり、先決条件である。 われわれは、南朝鮮占領米軍基地を世界の面前で全面公開、検証し、米国が核および生物、化学兵器をはじめ大量破壊兵器を南朝鮮から遅滞なく除去することを強く求める。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2004.6.24] |