白南淳外相が米日南の外相、インドネシア大統領と会見 |
第11回東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議に参加した白南淳朝鮮外相は2日、パウエル米国務長官と会見し、朝米関係と核問題に対する意見を交換した。 白南淳外相は核問題と朝米関係に対する朝鮮の変わらざる原則的立場を改めてせん明し、パウエル長官は朝鮮の「凍結対補償」提案を慎重に検討する意向を示し、朝鮮が提起した「言葉対言葉」「行動対行動」の原則で互いの信頼を築くための方途を探求していく米国側の立場を表明した。 これに先立ち1日、白南淳外相は日本の川口順子外相と会見した。 双方は朝・日平壌宣言履行の意志を再確認し、人道協力問題をはじめ一連の問題について意見を交わした。 同日、白南淳外相は南朝鮮の潘基文外交通商部長官と会見し、相互の関心事となる諸問題について意見を交換し、共同報道文を発表した。 共同報道文は、2000年6月の北南首脳の歴史的な平壌対面と6.15共同宣言が北と南の和解と協力、そして平和統一を実現するための礎であることを再確認し、これに立脚して協力と交流を活性化する必要性について認識を同じくしたと指摘した。 また、双方が北南関係発展のため、国連とARFなど国際舞台で引き続き互いに協力していくことにし、6者会談を通じた核問題の平和的解決が朝鮮半島の安定だけでなく、北南関係の発展にも肯定的に寄与するということで意見を同じくしたと指摘した。 また同日、インドネシアのメガワティ大統領が大統領宮殿で白南淳外相と会見した。 大統領は席上、インドネシアは朝鮮との友好関係を重んじていると指摘し、朝鮮半島の核問題解決のため積極的に努力すると述べた。そして、現在、北南関係で肯定的な前進が遂げられていることを嬉しく思うと強調した。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2004.7.6] |