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朝鮮外務省代弁人ARF閣僚会議に言及、議長声明、肯定的に留意

 朝鮮外務省スポークスマンは6日、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議が2日、ジャカルタで朝鮮を含む24の加盟国の外相の参加のもと行われたことと関連し朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

 われわれは、ARFが朝鮮半島の核問題解決に実際に寄与するためには今後も、引き続き公正さを維持することが必須的であると見なす。

 会議では、アジア太平洋地域の軍縮および安全保障問題、テロ対策、朝鮮半島情勢などが討議され、最終文書として議長声明が採択された。

 われわれは、今回の会議で絶対多数の加盟国が対話を通じた朝鮮半島核問題の平和的解決を主張し、議長声明の朝鮮半島条項にわれわれが提起した「言葉対言葉」「行動対行動」の原則に基づいた核問題解決方途の重要性を強調する内容が含まれたことに肯定的に留意している。

 朝米間に初歩的な信頼さえない現状況のもと、核問題の平和的解決のためには相互の不信を解消する問題が優先視されなければならない。

 今回の会議結果は、同時一括妥結原則とその第1段階の措置となる「凍結対補償」提案が朝米間の信頼を築く唯一の方途になるというわれわれの提案に対する支持の表れとなる。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.7.10]