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労働新聞、国際法蹂躙した米軍を非難

 労働新聞25日付は、米軍が3年間(1950〜1953年)の朝鮮戦争で公認された国際法と戦争法規を蹂躙した戦争犯罪を暴露する記事を掲載した。

 同紙によると、米軍は戦争の初期から停戦協定が締結されるまでの期間だけでも約9000の工場、製造所の建物と生産設備を破壊した。米軍機の爆撃と砲撃により数十万ヘクタールの農地が被害を受け、耕地面積が9万ヘクタールも減った。

 米軍機は、平壌の永明寺と浮碧楼、成川の東明館、海州の芙蓉堂、開城の南大門、義州の南門、妙香山の普賢寺、高山の釈王寺、金剛山の長安寺、表訓寺、楡岾寺、信戒寺を爆撃して廃虚にした。米軍機は、学校、劇場、映画館、図書館、教会堂を問わず手当たり次第に爆撃し、休養所、療養所はもちろん、赤十字標識の付いている病院にも集中爆撃を加えて破壊した。

 米軍機は、1952年1月28日から3月31日に至る2カ月間だけでも400カ所以上の朝鮮の各地点に各種細菌を700回以上散布した。米軍は、ナパーム弾と数多くの毒ガス弾を前線、後方にかかわりなく大量に投下した。

 米軍は、雪雨も防げず、暖房装置、飲料水供給設備もない所に捕虜を閉じ込めて餓死、凍死させたし、銃殺、刺殺し、戦車でひき殺し、沸きたつ釜に放り込んで殺し、犬にかみつかせて殺し、皮をはいだり生き埋めにし、ガソリンをまいて焼き殺した。

 同紙は、米軍が朝鮮戦争当時に国際法と戦争法規に乱暴に違反した極悪な戦争犯罪の責任から絶対に逃れられないと強調した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.7.29]