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朝鮮外務省代弁人、PSI訓練行う日本を「朝・日平壌宣言に反する行動」と非難

 朝鮮外務省スポークスマンは7日、米国が日本をそそのかして朝鮮に対する「海上合同訓練」を行おうとしていることに関連し、朝鮮中央通信社記者の質問に答え、日本の行動は互いの安全を脅かす行動を取らないことを確認した朝・日平壌宣言に反すると非難した。

 スポークスマンは、「大量破壊兵器拡散の海上阻止」という名目のもとで行われるこの訓練は、対朝鮮孤立封鎖政策をいっそう強めようとするブッシュ政権の企図の所産であると指摘。米国は、自国がつくり上げたPSIをより現実化、実働化して焦点を朝鮮にしぼり、朝鮮の周辺諸国まで訓練に参加させて対朝鮮孤立、封鎖政策を拡大しようとしていると語った。

 そして、日本当局が米国のそそのかしのもと、朝鮮に反対する「海上合同訓練」を主催することに対しても重大視せざるをえず、一方では朝・日平壌宣言の履行と国交正常化についてうんぬんしながら、他方では米国に追従して反朝鮮騒動に執着している日本当局の二面的態度は朝鮮の警戒心を呼び起こすだけであると強調した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.8.10]