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祖国平和統一委員会、保安法廃止反対表明の南朝鮮法務部長官を非難

 祖国平和統一委員会(祖平統)は14日、南朝鮮の法務部長官(金昇圭)が9日、就任後初めての記者懇談会で「国家の存立を脅かす勢力から守る法的体系がなくてはならない」と述べ、保安法の廃止に反対する立場を明らかにしたことと関連し、書記局報道第880号を発表した。

 報道は、7月に南朝鮮で総理と統一部長官が就任するなり、民間追悼代表団の平壌訪問を阻む反人倫的行為が強行され、続いて北南関係を対決局面に導く挑発事件が起きたと指摘。法務部長官が保安法の撤廃に反対したのは見過ごすことのできない挑発的な妄言であると非難した。

 また、南朝鮮当局者のこうした対決的な姿勢と立場によって北、南、海外が一堂に会して開こうとした今年の8.15統一行事も破たんしたのであり、法務部長官の今回の妄言を通じて「対話」と「協力」のベールの中に隠された南朝鮮当局の本心が再びさらけ出されたと強調した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.8.20]