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祖平統代弁人、米国に武力の撤収を要求

 祖国平和統一委員会のスポークスマンは24日、「ウルチ・フォーカスレンズ04」合同軍事演習が23日から南朝鮮で始まったことと関連し談話を発表し、同演習が核問題解決と朝鮮半島の平和と安全に対する挑戦になると指摘した。

 談話は、米国と南朝鮮が今回軍事演習を強行したことにより、北南関係は予測不能な局面に入りつつあり、朝鮮半島は新たな核戦争の危機に直面していると述べながら、米国が世界の面前で「北朝鮮を攻撃する意思はない」「核問題の平和的解決を望む」と言っても、今回の演習が平和のためのものということを信じる者はいないと強調した。

 また、6.15後の統一時代に至っても米国と共に対話の相手を軍事的に攻撃しようとしている南朝鮮の好戦勢力の行為は許されざる反民族的なものだと非難しながら、民間追悼団の平壌訪問を阻んだことにはじまり、8.15統一行事を破たんさせるなどの罪を犯した南朝鮮当局が、外部勢力と結託しためらうことなく同族に銃口を向けていると非難した。

 そのうえで、朝鮮は戦争にも対話にも備えていると強調しながら、米国が南朝鮮からすべての武力を完全に撤収させることを強く求めた。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.8.26]