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労働新聞、米の「不法な核兵器製造」説非難

 19日付の労働新聞は、朝鮮やイランなどブッシュ政権が唱える「危険国家」の「不法な核兵器製造」説は、米国の対外軍事政策作成の基礎、軍事行動の出発点になっているとし、そこにこそ米国の腹黒い本心があると次のように強調した。

 米国の最終目的は、ロシアと中国を滅ぼし、掌握することである。この戦略的な目標のために米国は、ユーラシア大陸の戦略的要衝地に位置する朝鮮半島とイラン、イラク、シリヤ、アフガニスタンを併どんすることで有利な軍事的条件をつくりだそうとしている。

 もう1つの本音は、核の独占的地位を占めて世界を意のままに統率するためであり、そのために「不法な核兵器製造」を許さないという美名のもとに、反米自主的な国家の自衛的軍事力強化措置を抑制して無力化しようとしているのだ。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.8.27]