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南の市民団体、「ウルチ・フォーカス04」を非難

 「ウルチ・フォーカスレンズ04」韓米合同軍事演習が8月23日から南で行われていることと関連し、南社会でもこれを非難する声が高まっている。

 統一連帯、「平和と統一を開く人たち」、民衆連帯などの団体は8月23日、ソウルの龍山基地前で記者会見を開き、「ウルチ・フォーカスレンズ訓練は対北戦争訓練」だと指摘。「対北戦争策動をはじめとする平和に脅威を与える行為を防ぐためたたかっていく」ことを明らかにした。

 会見に臨んだ「平和と統一を開く人たち」のホン・グンス常任代表は、同訓練が「対北先制攻撃シナリオを整理したものと思われる作戦計画『5027−04』と無関係ではない」と指摘。米国が北に対する核先制攻撃の口実を探している状況で、「ウルチ・フォーカスレンズは核戦争につながる」と強調した。

 そのうえで、米国が「反統一的で高慢な戦争政策をとれば、南北の死滅はもちろんだが米国にも取り返しのつかない道徳的ダメージが加えられる」と警告した。

 参加者らは会見文を通じ、米国が6月末から南での軍備増強を推し進めていることに触れながら、「米国の一方主義的なふるまいは、国際社会の非難と抵抗に直面せざるを得ない」と主張した。

[朝鮮新報 2004.9.2]