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朝鮮外務省代弁人、ロシアでの連続テロを非難し、金永南委員長は同国大統領に慰問電

 朝鮮外務省スポークスマンは4日、ロシアで相次ぐテロ事件によって多くの人命被害が発生したことに関連し、朝鮮中央通信社記者の質問に答え、これは国際社会に大きな衝撃を与え、怒りをかきたてていると指摘した。

 スポークスマンは、テロ事件はチェチェンにおける政治的調整のプロセスを破たんさせようとする分立主義勢力と、それと結託した国際テロリストの卑劣で極悪な犯罪行為であると強調した。

 また、あらゆる形態のテロとそれに対するいかなる支援にも反対するのが朝鮮政府の一貫した立場であると述べながら、こうしたことから朝鮮は、以前からチェチェンテロリストを粛清し、国の安定と領土保全を守るためのロシア政府の措置を積極的に支持してきたと指摘。今回ロシアで起きたテロ行為を強く糾弾し、テロの後遺症を早急にいやして国の強固な安定と領土保全を保障するためのロシア政府と人民のすべての努力に全面的な連帯を送ると付け加えた。

 一方、金永南最高人民会議常任委員会委員長も4日、ウラジーミル・V・プーチン大統領に慰問電を送った。慰問電は、今回の連続テロ事件は何によっても正当化できないと指摘しながら、ロシア政府が早急にテロの後遺症をいやし、国の安定と団結を達成するとの確信を表明した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.9.7]