朝鮮外務省代弁人、シリア政府と人民の偉業を支持 |
朝鮮外務省スポークスマンは11日、米国とイスラエルがシリアに対する圧力と軍事的脅威を増大させていることに関連し、朝鮮中央通信社記者の質問に答え、朝鮮は民族の尊厳と国の自主権を守るためのシリア政府と人民の正義の偉業を積極的に支持し、それに固い連帯を送ると強調した。 スポークスマンは、米国はレバノンでの大統領任期延長問題をめぐり、国連安保理を通じてレバノンからのシリア軍撤退を求める決議を採択させるなど、シリアに前例のない圧力を加えていることと、イスラエルがダマスカスにあるパレスチナ抗争勢力の指導者を「掃滅」するという名目で、シリアを軍事的に打撃すると公然と脅しながら、「国際的支持を要請」するまでに至っていることに触れながら、米国の増大する反シリアキャンペーンに対処して現在、シリア軍と武装力は国の神聖な領土と民族の尊厳を守って反米、反イスラエル抗戦に立ち上がる万端の準備を整えていると指摘した。 また、シリアに対する米国の圧力とイスラエルの軍事的威嚇は、シリアの安全と安定を破壊し、中東地域で公正かつ包括的な平和の実現を阻む危険極まりない行為であり、中東地域で絶え間ない暴力とテロの悪循環を招く現状況は、中東アラブ諸国はもちろん、世界の平和愛好的人民の大きな憂慮をかもしていると警鐘を鳴らした。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2004.9.16] |