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朝鮮外務省代弁人、宗教問題で中傷する米国非難

 朝鮮外務省スポークスマンは9月18日、米国が「宗教問題」で朝鮮をまたも中傷したのと関連し、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

 9月15日、米国務省は「世界各国の宗教の自由に関する年次報告書」なるものを発表し、世界各国の宗教の実態について列挙しながら、朝鮮に対しても中傷した。

 米国が「宗教裁判官」の振る舞いをしても、厳然たる現実は絶対に否定できない。

 朝鮮では信教の自由と宗教活動が法的に完全に保証され、国家的に徹底的に保障されている。

 こうした事実を無視して米国が偽りと謀略で一貫した「宗教問題」で朝鮮を中傷したのは、結局、朝鮮の対外的イメージをダウンさせ、国際的な「孤立と封鎖」を強化しようとする卑劣な術策に過ぎないものであって、われわれはそれを徹底的に反対、排撃する。

 わが体制への拒否感が骨髄にまでしみているブッシュ政権の対朝鮮敵視政策は、超強硬の対応だけが米国に対する唯一の処方箋(せん)であるという確信をわれわれに固めさせるだけである。

 人民大衆中心の朝鮮式社会主義に泥を塗ろうとするのは、卵で岩を砕こうとする無益な行為である。

 米国がいくら騒ぎ立てようと、われわれの一心団結はいっそう固まるだけである。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.10.1]