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祖平統、南の「急変事態に備えた非常計画」非難

 祖国平和統一委員会(祖平統)のスポークスマンは12日、南朝鮮で最近、北での「急変事態」に備えた「非常計画」を準備していることが明らかになったことで、朝鮮中央通信社記者の質問に答え、南朝鮮当局は「非常計画」を白紙に戻し、それが北南関係に及ぶ重大な結果に責任を負い、無条件謝罪すべきであると強調した。

 スポークスマンは、南朝鮮当局が「北の急変事態」に備えた具体的な計画を立てていることが明らかにされたのは今回が初めてであると述べながら、表では「対話」「協力」と言いながら、裏では「急変事態」「非常計画」という悪巧みをしている連中の妄動に驚がくを禁じえないと指摘した。

 また、とくに看過できないのは、6.15共同宣言の発表以降も口先では「南北関係の進展」を唱えている統一部が、直接このような「非常計画」を更新してきたという事実であると指摘。このような下心を持った連中が追求する「対話」や「協力」が一体朝鮮民族に何の必要があるのかと問わざるを得ないと非難した。

 そのうえで、朝鮮の社会主義は帝国主義のあらゆる挑戦にも微動だにせず、「苦難の行軍」のなかで幾倍も強くなり、こんにちも引き続き上昇一路をたどっていると強調した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.10.18]