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済州道、今年も北に1万トンのミカン支援

 済州道と南北協力済州道民運動本部(運動本部)は12日、今年のミカンが豊作だったことから、1万トンを北に送ることにし統一部に支援を要請したことを明らかにした。

 運動本部は、北の民族和解協議会(民和協)とミカン支援について合意した後、道民からの募金運動も展開する予定だ。今回送られる1万トンという量は、これまでで最も多く、現在こう着状態となっている北南関係の進展に貢献するとの期待が持たれている。

 一方、済州道当局によると、政府は人道レベルでのミカン支援に対し、南北交流協力基金から20億ウォン(約2億円)をあてる方針だという。

 運動本部は98年に100トンのミカンを北に送ったのを皮切りに、昨年までに2万5072トンを送っており、00年に2000トン、01年に4000トンのニンジンも支援している。

[朝鮮新報 2004.11.13]