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開城地区で遺跡、遺物を発掘

 開城工業地区の第1段階建設地域で新しい遺跡、遺物が発掘された。

 12の地点で旧石器時代の打製石器と新石器時代の土器のかけら、高麗(918〜1392)、李朝(1392〜1910)時代の鉄ばさみ、陶磁器、瓦のかけらをはじめ多くの遺物が出土した。また、中世初期の住居址1軒、高麗時代の建物址4軒、穴蔵墓19基、灰郭墓11基、火葬墓2基、石郭墓1基など40の遺跡も発掘された。

 社会科学院考古学研究所の李昌彦博士は朝鮮中央通信社記者に、この遺跡、遺物はわが祖先が人類史のれい明期からこの地で独自の文化を創造し、さん然と開花してきたことを実証するものであり、民族文化遺産に対する研究の基礎資料になると述べた。

 この遺跡、遺物に対する調査と収集、発掘活動は、去る4月末から7月末の間に北と南の学術メンバーが共同で行ったものである。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.12.13]