平和擁護委、「米の二重基準と専横許されない」 |
朝鮮平和擁護全国民族委員会(平和擁護委)のスポークスマンは6日に発表した談話で、最近、国際原子力機関(IAEA)が南朝鮮の秘密核実験問題を覆い隠す「決定」を下したことを糾弾した。 談話は、IAEAの今回の「決定」は、米国の操りと圧力、南朝鮮当局の卑劣な裏工作によるものであるとし、次のように指摘した。 当委員会は、南朝鮮の核問題を覆い隠し、「北核問題」を唱えながら反共和国対決に熱を上げている米国とそれに追従するIAEAの不純な策動を断固と糾弾する。 朝鮮半島の平和と安定のため南朝鮮の核真相は究明されるべきであり、米国の独善的な二重基準と専横は絶対に許されてはならない。 このことなくしては、朝鮮半島の非核化もあり得ず、北南関係の改善も期待することができず、アジアと世界の平和も保障されない。 米国とIAEAは、核問題において二重基準の適用と国際「裁判官」として振る舞うごう慢な行為を取りやめるべきである。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2004.12.13] |