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朝鮮、今年も暖冬

 近年、朝鮮の冬の気象に異常気象が生じている。

 三寒四温現象がほとんどなく、季節の区別がつかないほど暖かい。そして、多量の雨が降った。気温が高いので雪がみぞれになっている。

 気象局中央気象研究所の鄭竜宇副所長の話によると、今後、12月中旬、(20日、あるいはそれ以降)まで現在の天気が続くと言う。

 この期間の天気は、北部内陸地帯を除くほとんどの地方で朝の最低気温が氷点下5度〜氷点下8度で、それほど寒くならない見通し。平壌地方での平年の朝、最低気温が氷点下1度なので、3度も高いことになる。

 副所長は、このような気象変化の原因は地球温暖化による大気循環の変動により、シベリア大陸高気圧が形成されないことに原因があると語った。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.12.27]