「コリアン」、「神戸」、「共生」の３つの「Ｋ」を軸に在日コリアンと日本人が多文化共生を通じて互いの差を認め合い、助け合う社会にして行こう―こんなテーマで１２月２８日、「K-ship Live in Harborland」（神戸コリアンユースネットワーク主催）が神戸ハーバーランドスペースシアターで開かれ、約１０００人の同胞、日本人でにぎわった

　兵庫朝鮮歌舞団の舞踊と日本の太鼓集団「鼓情炎」の合同公演、神戸朝高声楽部と兵庫県立神戸高校合唱部のアカペラ合唱、チマ・チョゴリファッションショー、テコンドー演武、吉本興業タレントの漫才など、多彩な演目に場内は終始わいた。３、４世を中心とした実行委員会メンバーが準備した売店、コリアン文化体験コーナーなども盛況だった。

　港町神戸からコリアンの存在を知らせ、共生する社会を作っていこうとの、実行委員らの一致した思いが実を結んだイベントだった。

［朝鮮新報 2004.1.8］