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「統一列車」を弾いてみたい

愛媛県在住の 張純子さん

 北関東朝鮮歌舞団創団30周年記念ディナーショー(12月22日、埼玉)に愛媛県から駆けつけた。自称「尹漢信団長の熱烈なファン」。大学生のとき、留学同主催の祖国訪問プログラムに参加してはじめて朝鮮の音楽に触れた。「日本に戻って、朝鮮の曲を教えてくれる人を探したんです。そしたら、尹漢信団長を知って」。

 今では月に1度、埼玉県まで足を運んで練習に励んでいる。貯金をはたいてアコーディオンも購入。

 「ウリナラのことや、朝鮮文化のことなど知りたいことがいっぱい。もっと同胞たちとも交流を深めたい」。職業は薬剤師。収入のほとんどをアコーディオンを習うのに費やしている。

 「職場の同僚たちに不思議がられます。でも、私にとっては大切なこと」

 夢は「上達したらいつか、尹団長と『統一列車』を演奏したい。でも、それはまだ先かな?」。

[朝鮮新報 2004.1.14]