top_rogo.gif (16396 bytes)

東京国立博物館で4月6日から5月16日まで「空海と高野山」開催

 朝鮮からの渡来説もある空海が、804年に密教を求めて唐に渡ってから、ちょうど1200年の節目を迎えることを記念して開催されるもの。弘法大師空海と高野山の歴史を振り返るとともに、高野一山に花開いた仏教美術の全貌を紹介する初めての機会となります。

 特に、弘法大師空海に最もゆかりの深い宝物で、真言宗の宗宝とされてきた「国宝・諸尊仏龕」など、「高野山・三大秘宝」が、初めてそろって披露されます。その他、運慶らによる「国宝・八大童子立像」や来迎図の最高傑作とされる「国宝・阿弥陀聖衆来迎図」など、国宝・重文118件を含む151件の至宝の数々が公開されます。

 空前の規模と質を誇る本展を通して、1200年の歴史に裏付けられた高野山の文化の香りをぜひご堪能ください。

 【会期】2004年4月6日(火)〜5月16日(日)
 【会場】東京国立博物館 平成館 (上野公園)
 【開館時間】9時30分〜17時(毎週金曜日は20時まで、土、日、祝、休日は18時まで、入館は閉館の30分前まで)
 【休館日】毎週月曜日(ただし5月3日は開館)、5月6日(木)は休館
 【交通】JR上野駅公園口、鶯谷駅より徒歩10分(営団地下鉄日比谷線、銀座線上野駅、京成電鉄京成上野駅より徒歩15分)

[朝鮮新報 2004.3.15]