「南、北、日本が仲良く」 |
南北映画上映会の仕掛け人 左勝則さん
先月、東京で開かれた「ワンコリアフェスティバル東京2004 FILMFESTIVAL」の仕掛人。北の「洪吉童」と南の「酔画仙」を上映作品として選んだ理由を「映画を通じて朝鮮はもともと1つの民族だと言うことを感じ、これから先1つになれることを実感してもらいたかった」と話す。自身の「在日歴」はそんなに長くないという。02年のW杯サッカーとその後の狂気的な「拉致報道」によって「民族的に目覚めた」。 「日本に暮らすコリアンとして、単純に北と南、そして日本が仲良くなれば良いと思う。そしてその役目を、僕ら若い『在日』ができたらと思う」 いざ企画を持って行動してみると、半世紀以上の民族団体間の分断による影響が深刻だという実態がわかった。「まだまだわからないことだらけ。だけど、少しずつ自分にできることを探していきたい」。 [朝鮮新報 2004.4.13] |