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平壌で、第22回4月の春親善芸術祭典開幕

 第22回4月の春親善芸術祭典が10日、平壌で開幕した。

 今回の祭典には、各国の政府文化代表団と著名な文化関係者、国際、国内コンクール受賞者をはじめ世界5大陸の40余カ国から有名な芸術団、サーカス団、名優、海外同胞芸能人が参加している。

公演は市内各所の劇場で行われている(12日、尹伊桑音楽堂)

 平壌市内の4.25文化会館で行われた開幕式では、観衆の熱烈な歓迎を受け、各国の代表団、代表、芸能人、海外同胞芸能人、第7回現代と民族芸術に関する美学討論会に参加する各国の代表団と代表が入場。朴奉珠総理、楊亨燮最高人民会議常任委員会副委員長、金仲麟朝鮮労働党書記と金貞鎬祭典組織委員長、梁万吉平壌市人民委員長ら関係者、市内の勤労者、芸能人、そして駐朝各国外交代表と大使館員、外国の賓客、海外同胞が参加した。

 金貞鎬委員長が開幕の辞を行い、今回の祭典は金日成主席が4月の春親善芸術祭典の公演を最後に鑑賞してから10周年にあたると指摘し、参加者の気持ちをこのうえなく敬けんかつ熱いものにしていると述べた。

 続いて、各国の芸能人と朝鮮の芸能人が祭典旗を掲揚した。

 開幕式では、朴奉珠総理の祝賀演説に続き、中国政府文化代表団団長の趙維綏文化次官、ロシア・チャイコフスキー・モスクワ国立音楽大学室内楽団のスタニスラフ・チャチェンコ団長、エジプト舞踊団団長のアブドゥラ・モハメド文化省文化計画・祭典総局長が演説を行った。

 開幕式では開幕公演が行われた。

 開幕式に先立ち祭典参加者の芸術行進が行われた。

 凱旋門から4.25文化会館に至る沿道に繰り出した平壌市の勤労者と青少年学生は「歓迎」「親善」のスローガンを叫び、花束を振って参加者を熱烈に歓迎した。

 同日夕、祭典組織委員会は参加者のために宴会を催した。

 11日からは、万寿台芸術劇場、烽火芸術劇場など、市内9カ所の劇場で1日目の公演が行われた。平壌大劇場での在日朝鮮人芸術団の公演は観客から好評だったという。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.4.16]