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4月の春親善芸術祭典、平壌市内の各劇場でロシア、英歌手ら公演

 第22回4月の春親善芸術祭典の公演が市内の各劇場、会館などで盛況のうちに行われた。

 市内の各階層の勤労者と芸能人、青年学生、駐朝各国の外交代表と大使館員、外国の賓客、海外同胞が鑑賞した。

 10余人の国際コンクール受賞者と旧ソ連の人民俳優、功勲俳優、ロシアの功勲俳優で構成されているロシア・バレエ団が舞台に上げた演目は観衆に深い印象を与えた。

 ブルガリア音楽団の国際コンクール受賞者であるイバイロ・トリポノフ氏は「オー・ソレ・ミオ」を、ロシア・チャイコフスキー・モスクワ国立音楽大学室内楽団の独唱歌手である国際コンクール受賞者は朝鮮の歌「密林はそよぐ」を舞台に上げた。

 欧州とアメリカ地域での巡回公演を通じて世界的な歌手として知られている英国独唱家のスザンナ・クラークさんは世界の名曲を、オーストリア音楽団の国内コンクール受賞者であるパトリシア・モレノ氏は朝鮮の歌「魅惑」を各々見事に歌いあげた。

 アルゼンチン音楽団の国際コンクール受賞者であるカルロス・パラジョ氏は、自民族の固有な風習と伝統を示す歌を歌った。

 一方、各国のサーカス俳優の第2日公演が12日夕、平壌サーカス劇場で行われた。国際的なサーカス祭典で数々の賞を受けたフィンランドのサーカス俳優による「のこぎりの腕前」、カンボジアのサーカス俳優による幕間劇「相撲」、フィンランドのサーカス俳優によるマジックをはじめ多くの演目が舞台に上げられた。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.4.19]