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〈7月−保健だより−〉 夏休みを健康に元気に過ごすためには

夏かぜにご用心

 かぜ、と聞くと冬にかかる病気と考えがちですが、夏の暑さに疲れ、抵抗力が弱くなっている時もかかりやすいのです。夏にひく夏かぜは発熱や喉の痛みに加え、お腹が痛くなったり下痢をしたりと「お腹にくる」ことがあります。

 夏かぜをひいたら、ゆっくり安静にし、水分補給をしっかりしましょう。

 「クーラーにあたりっぱなし」「食事をせず甘く冷たいものばかり食べている」「夜ふかし、朝おきられない」…夏かぜにかかりやすい環境のできあがりです。

 「頭痛」「鼻水」「咽頭痛」「体がだるい」「お腹の調子が悪い」などは冷えすぎ注意報です。

夏バテ防止の食生活

 1、しっかり食べよう朝ごはん
 (朝食は一日の活動のもと。いろんな食品を組み合わせて)

 2、のどが渇いたら、麦茶や牛乳を飲もう!
 (清涼飲料水は砂糖が入っているので、余計にのどが渇いたり、食欲がなくなったりします)

 3、色の濃い野菜を食べよう!【いんげん、にんじん、ピーマン、かぼちゃ、トマト】
 (色の濃い野菜は、油にとけるビタミンを多くもっているので、油炒めなどにして)

 4、卵、肉、魚などのたんぱく質をしっかり摂ろう!
 (例えば…そうめんの単品ではなく、そうめん+焼き魚+てんぷら+煮もの)

「からだの宿題」も忘れずに

 夏休み中にも「体の宿題」をすませてほしいということです。「体の宿題」というのは、健康診断の後にわたされた「治療のお知らせ」や「くわしい検査のすすめ」のことです。時間にゆとりのある夏休みは、治療を受けるよいチャンスです。

出かける時は忘れずに

 遊びに行くときには、次のことを必ず家の人に伝えましょう。

 1、だれと
 2、どこへ
 3、何をしに
 4、どうやって
 5、何時ごろ帰る

(広島朝鮮初中高級学校 保健室講師 徐千夏)

[朝鮮新報 2004.7.24]