共同発表文(全文) |
今日、北と南の歴史学者は金剛山で高句麗遺跡の世界文化遺産登録を記念する北南共同写真展示会を盛大に催した。 北と南の全参加者は、記念行事を通じて世界に声高らかに誇るべき東方の千年強国の高句麗が朝鮮民族の堂々たる主権国家であり、人類の文化発展に大きく寄与した文明国であったことについて共に確認した。 北と南の歴史学者は、民族の歴史は誰かがわい曲するからといって変わるものでもなく、誰かが否定するからといって隠滅するものでもないということを一様に強調し、高句麗史は実在した朝鮮民族の歴史であり、今後も永遠にわれわれのものであるということを再度実証した。 北と南の歴史学者は、高句麗の歴史を守っていくのは国と民族の尊厳に関する重大な問題であるということに認識を同じくし、このための北南歴史学者間の協力をいっそう強化していくことにした。 当面して民族自主、歴史主義原則に立脚して高句麗史の研究をいっそう深め、高句麗の誇らしい歴史を全世界に広く紹介、宣伝することにより、民族の主体性確立に積極的に寄与することにした。 北南歴史学者協議会北側委員会と南側委員会は、歴史的な6.15共同宣言の精神にのっとって朝鮮民族同士で力を合わせて民族の歴史を守り、民族の和解と団結、統一をめざす道で使命と責任を果たしていくであろう。 [朝鮮新報 2004.9.22] |