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錦山塾作品展で大賞

東京・足立の元開参さん

 11日、東京都北区の北とぴあで開かれた錦山塾第20回記念作品展で中国大使館大賞を受賞し、訪れた人たちの注目を集めた。

 錦山塾足立教室が7年前に創設されて以来のメンバー。「朝大では美術を専攻しました。書芸も絵画も芸術性という点では根が一つなので、ジャンルが違っても、同じような創作の喜びがあります」。

 東京都内の書道大学院で本格的に学び、腕もメキメキ上達した矢先の大賞受賞に顔もほころぶ。

 普段は6時まで事務員として働き、主婦として家事をこなし、練習のスタートは夜9時台から。「忙しくても、毎日、筆をとるようにしています。墨をすり、半紙を前にすると不思議に精神がひき締まり、緊張感がみなぎってきます。一筆、一筆、書くたびに落ち着いてくる気がします」。

 展示会後のレセプションでは、出品した「故郷の春」にちなみ、歌を披露。

[朝鮮新報 2004.9.29]