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優秀作品発表会に初出場

東京第3初級民族器楽講師 朴潤幸さん

 第37回在日朝鮮学生中央芸術コンクールの優秀作品発表会に、東京朝鮮第3初級学校民族器楽部がはじめて出演した。東日本地域の初級部で、民族器楽の合奏ができるのは同校のみ。

 部員16人、そのうち6人が4年生である。同校で民族器楽部の指導をはじめて5年になる。部員の3割以上が初心者で、「最初は音を出すのに苦労した」。

 朝鮮の民族楽器に触れるのは、主に朝鮮学校でしかできないため、はじめて触る楽器を前に、児童たちは四苦八苦するという。ソヘグム、カヤグム、チャンゴ、チョッテ、ヤングム…すべてを、手取り、足取り指導する。「第3初級の生徒たちは、運動と芸術の2つのサークルに所属している。負担が大きいかな? と心配するが、児童たちは皆、器用にこなしている」。

 東日本地域のコンクールでは、3年連続金賞に輝いた。「これからも生徒とともにがんばります!」

[朝鮮新報 2004.11.10]