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詩誌「チョンソリ」20号記念の集い、00年初頭から間断なく発行

 詩誌「チョンソリ(鐘の音)」20号記念の集いが20日、東京・上野の東天紅で行われた。集いには在日同胞文学の愛好家と支援者、関係者など約50人が参加した。

 集いであいさつをした「チョンソリ」詩人会の鄭華水代表は2000年の初頭から発刊された詩誌の経緯について触れ、在日同胞社会で民族性を守ることの必要性と特に朝鮮詩文学の大切な役割について述べた。鄭代表は「チョンソリ」を20号まで間断なく発行(季刊)できたのは広範な支援者のおかげだと述べながら、これからも創作活動を活発に繰り広げていく決意を表した。

 集いでは各界人士たちの祝賀のあいさつがあった。在日韓国民主女性会のキム・ジヨン会長は、「チョンソリ」には分断された祖国の統一を願う心、日本の為政者に対する民族的憤怒、祖国と民族、同胞に対する愛、民族性とウリマルを守ろうとする心があふれていると評した。早稲田大学の大村益夫前教授は継続は力だと述べながら、これからも「チョンソリ」が在日朝鮮文学のひとつの柱になることを願うと語った。

 集いは終始、温かい雰囲気の中で行われた。

[朝鮮新報 2004.11.25]