第21回コスモス会美術展 多くの美術ファンでにぎわう |
神奈川県下の同胞女性美術家による第21回コスモス会美術展が21日から横浜市の本町画廊で始まり、大勢の美術ファンでにぎわった(27日まで)。 初日はオープニングパーティーが開かれ、鄭喜Q・総聯神奈川県本部委員長らが出席。権敬愛・同女性同盟委員長がお祝いのスピーチに立ち、「発足以来、子育てや親の介護に忙しい女性たちが、さまざまな困難を乗り越えて、毎年秋に欠かさず、多彩な作品を寄せてきたコスモス展は、多くの同胞女性たちの励みとなっている」と称えた。 また、今年42周年を迎えた日朝友好展の脇坂歳樹事務局長は「21年目を迎えた女性展は、息の長い女子マラソンのようなもの。初期の頃に比べると、作家たちの個性も一段と花開いて、その力量は大きくレベルアップして頼もしい」と述べた。 今年、祖国の名山・七宝山を描いた全絹枝さんは「絵を観た日本の友人たちから、まあ、北朝鮮には素敵な山があるのね」とうらやましがられた話を披露、絵を通して祖国の麗しい山河を日本に紹介していきたいと語り、盛んな拍手を受けていた。 [朝鮮新報 2004.11.25] |