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朝鮮で文化遺産の保存、管理事業を強化

 朝鮮には数多くの貴重な文化遺産がある。

 政府は、民族の発展史と文明度を示す歴史遺跡、遺物の保存、管理に国家的事業として取り組んでいる。

 とくに、「文化遺跡愛護月間」(4月と11月)の今月は文化遺産を積極的に保存、管理する社会的ムードがいっそう高まっている。

 各級の人民委員会をはじめ当該部門では、遺跡、遺物保存管理を日常的に根気強く行うよう事業の分担を綿密に行っている。

 また、さまざまな形式と方法で「朝鮮民主主義人民共和国名勝地、天然記念物保護法」を広く解説、宣伝している。

 全国各地で遺跡、遺物を歴史的原則に基づいて保存するだけでなく、その一帯を教育の場として整え、樹林化、園林化する事業も本格的に進められている。

 また、この事業への社会的関心を高めるため歴史博物館と遺跡、名勝地、天然記念物の紹介、宣伝と参観を各地で大々的に行っている。

 各種メディアをはじめ出版報道物にも歴史遺跡、遺物保存管理での一連の成果に関連する記事、編集物が連載されている。

 朝鮮での文化遺産保存管理事業は、人々に祖国愛、民族愛を植えつけるうえで重要な手段となっている。

 高い民族的誇りと自負心を抱いている朝鮮人民の愛国熱意によって、国の貴重な富である文化遺産は先軍時代とともにいっそう光を放っている。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.12.5]