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「元気を与えられる歌手に」

長野初中創立記念行事に参加したシンガーソングライター あずままどかさん

 「朝鮮学校のパワーはすごい! 何をやるにも団結力がある。その姿にとても感動した」

 澄んだ美しい声が魅力のシンガーソングライター、あすままどかさん。10月24日に行われた長野朝鮮初中級学校創立35周年記念行事に参加し、2部の記念祝典で「故郷(ふるさと)」と「ありがとう」の2曲を披露した。今回の参加は、「知り合いの紹介で」実現した。朝鮮学校を訪れるのは初めてだったので、ワクワクしたという。

 「誰にでも懐かしい思い出がある。遠く離れた故郷への思いは、在日コリアンたちにとっては、いろんな意味で特別だと思う」と語る。

 「故郷や子どもの頃を思い浮かべ、あたたかい気持ちになってくれたら」との思いと、「(ゲストに)招待してくれてありがとう」の感謝の気持ちを込めて歌った。

 中学の時、先輩のライブを観て音楽の世界に魅了され、軽音楽部に所属。高校卒業とともに上京し、音楽の専門学校に通う。

 02年にデビュー。今年は「犬・花」「光の影」など4枚のシングルCDを発売した。現在は会場、路上の両方でのソロライブ活動を行っている。

 歌詞が聴き手にまっすぐに伝わるよう心がけているという。

 「歌はいわゆる『がんばろうね系』。みんなに元気を与えられる歌手でいたい。来年はもっとたくさんライブがしたい」と目を輝かせる。

[朝鮮新報 2004.12.7]