〈WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ〉 洪昌守選手、最強挑戦者キリロフに大差の判定でV8 |
WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ(12回戦)が3日、大阪市中央体育館で行われ、王者、洪昌守選手(金沢ジム、29=共和国人民体育人)が同級1位のディミトリー・キリロフ選手(ロシア、25)を3−0の判定で下し、8度目の防衛に成功した。 洪選手は序盤から左ジャブを浴びせ、試合を掌握。8Rにはワンツーから右のストレートを何度も顔面にヒットさせた。11Rにはこん身の右ストレートがキリロフのあごをとらえ、足をふらつかせた。3度目の指名挑戦者として、「最強挑戦者」といわれたキリロフに大差の判定で勝利した。 会場に駆けつけた約1000人の同胞応援団が「ホンチャンス」コール。勝利をものにした洪選手は、満面の笑顔で両手を挙げ大声援に何度も手を振って応えた。大阪学生会の朴良彬さん(16)は、「洪選手は在日同胞の星。これからも防衛を続けてほしい」と語っていた。 [朝鮮新報 2004.1.6] |