第47回大阪府同胞駅伝・マラソン大会に1600余人が参加 |
2月の名節慶祝第47回大阪府同胞駅伝・マラソン大会(主催=大阪府朝鮮陸上競技協会)が15日、大阪市の長居第2陸上競技場で行われ、選手350人を含む大会関係者、同胞ら1600余人が参加した。在日本朝鮮人陸上競技協会の崔世鎮会長が応援に駆けつけた。 同大会は、総聯結成翌年の1956年から開催されてきており、大阪府下のスポーツ大会の中でも群を抜いた歴史と伝統を誇る。過去1度だけインフルエンザの流行と大会当日に大雨が降ったため中止せざるをえなかったが、それ以外は間断なく開催され府下同胞たちに冬の風物詩として愛されてきた。 今大会からは主催者である大阪朝鮮陸上競技協会の役員、会員らが大会全般の運営をまかなうことになり、大会の格式も一段と高まった。 開会式では同協会の李宇眞会長があいさつ。「日頃の練習成果をいかんなく発揮するとともに未来の国家代表選手を目指して練習に励んでほしい」と選手らを励ました。 大会は長居第2陸上競技場周辺を周回(1周3.4km)するコースで行われ、駅伝の朝青男子の部には19チーム、初級部男子の部には11チーム、マラソン部門(周回コースを1周、団体と個人)の朝青女子の部には5チーム、初級部女子の部には13チームが出場した。 選手らは、スタンドやコースの傍らに陣取った同胞たちの声援を受けながら、元気いっぱいに力走した。 大阪体協の禹龍漢会長は、「陸上競技協会の関係者らがフルに参加したこともあって、大会はたいへん盛り上がった。現在、陸上部は大阪府下のウリハッキョでは朝高と東大阪中級にしかないが、今後協会関係者らを中心に学校での陸上競技の普及と強化をはかってほしい」と述べた。 なお、来年から大会は近畿地方同胞駅伝・マラソン大会に名称を変え、同地方の同胞、生徒を網羅した大会として新たに出発する。 大会成績 駅伝 マラソン(団体) マラソン(個人) [朝鮮新報 2004.2.19] |