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第19回高校重量挙げ選抜で、北海道朝高金恵娟選手3部門で大会新記録

 第19回全国高校ウェイトリフティング競技選抜大会が3月26〜28日の3日間、香川県の県立多度津工業高校体育館で行われ、女子75kg超級に出場した(28日)北海道朝鮮初中高級学校の金恵娟選手(2年)がクリーン&ジャーク部門で日本高校新記録(107kg)を樹立するなど、スナッチ(82.5kg)、ジャーク、トータル(189.5kg)の3部門で大会記録を塗りかえ優勝した。金選手は春の選抜大会2連覇。昨年夏の女子選手権を合わせると全国大会3大会連続優勝。今大会の目標をジャーク部門での高校新記録樹立に据え大会に臨んだ金選手は、一人次元の違うパフォーマンスを見せた。

 スナッチ部門の1本目でいきなり大会タイ記録となる75kgをクリアすると、続く2、3本目で80kg、82.5kgの大会新記録を連発。ジャーク部門でも1本目に大会タイ記録の100kgを難なくクリアし、新記録に挑戦した。2本目は失敗したが、3本目に見事成功させ第一人者の底力を見せつけた。

 試合後、「シャフトを下ろした瞬間(記録更新)実感が湧いてきた。これからも同胞たちが喜んでくれる限りその期待に応えていきたい」と喜びと抱負を語った。

[朝鮮新報 2004.4.2]