〈第11回ピョンファ杯〉 西日本の強豪校12チームが出場 |
高校サッカー発展に寄与 大会は予選リーグと順位別トーナメント方式で行われ、1位リーグ決勝では多々良学園が岡山作陽を2―1で下し3年ぶり2回目の優勝に輝いた。朝高勢の中では大阪朝高の5位が最高だった。 大会初日の夜には、歓迎レセプションが行われ、Jリーグ・サンフレッチェ広島の高田豊治・ゼネラルマネージャーと今西和男・ゼネラルアドバイザー、同クラブ所属プロの李漢宰選手、大会出場校の監督、コーチら多数が参加した。 高田氏は、「この大会は高校サッカー界の発展に大きな役割を果たしている」とあいさつ。今西氏も「今回初めて大会の模様を見たが、この時期に開催されることが後のインターハイや選手権大会につながっていると強く感じた。今後も継続してくれることを強く望む」と大会関係者たちの労をねぎらった。 選手権目指しがんばる 同後援会の呉相錫会長(46)は、「毎年、西日本地方の強豪校がそろい回数を重ねるごとに大会のステータスも高まってきた。広島朝高もこの大会を通じインターハイに初出場。昨年は京都朝高が選手権に初出場を果たすなど、大会を通じて朝高にも光が見えてきた。今後も西日本の権威ある大会であり続けられるよう役員一同がんばっていきたい」と述べた。 広島朝高サッカー部の韓在昇主将は、「初日はよかったが2日目はまったく集中力がなかった。チームワークがしっかりとれたチームを作り、冬の選手権出場に向け一丸となってがんばります」と決意を述べた。 大会結果 @多々良学園 A岡山作陽 B広島皆実 [朝鮮新報 2004.4.16] |