top_rogo.gif (16396 bytes)

〈インタビュー〉 京都朝高サッカー部OB会、黄明浩会長

 まず、昨年の京都朝高サッカー部の全国高校選手権出場に際して、数多くの方々から物心両面で御支援いただいたこと、紙面を借りてお礼申し上げたい。

 現在、京都の在日サッカーを取り巻く環境は非常に良い。初級部低学年は学期ごとに定期大会を開催し、初級部サッカー部では3年前から対内試合は学校別、対外試合は選抜である「コリアFC」に出場している。毎週水曜日には初級部、木曜日には中級部で教室も開催している。

 社会人サッカーも盛んで、朝青だけで10チームあり30年以上リーグ戦を実施している。今年創立38周年を迎える京都朝鮮蹴球団は、京都府社会人1部リーグで活躍しており、3年前に京都朝高27期サッカー部を中心に結成されたシニアチーム「FCワンコリア」は、社会人シニアリーグで3年連続優勝している。

 協会機能の強化と初中高一貫のコーチングプログラムの実施、サッカー指導者のネットワーク強化などを通じて、京都から国家代表、プロ選手を輩出し、「全国」でも有数の「サッカー都市」となることが今年度の目標だ。

[朝鮮新報 2004.5.27]