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インタビュー〉 大阪朝鮮学校体育指導委員会、李昌受初級部サッカー部長

 近年コマチュック(在日朝鮮初級学校学生中央サッカー大会)で大阪の初級学校が好結果を収めているのは、大阪同胞たちの情熱はいうまでもなく、諸先輩が築いた伝統を守るため昼夜努力を惜しまない現場のコーチたちの情熱に負うところが大きい。

 中でもその存在を広く知られているのが「大阪朝鮮学園・千里馬FC」。大阪府の初級学校サッカー部選抜チーム。25年前に大阪のジュニアサッカーのレベル向上を目的に発足した。

 このような選手選抜システムは、90年代に大阪朝鮮学校体育指導委員会が発足したことにより、各初級学校の全面的なバックアップを受け課外授業の一環として確立されている。

 千里馬FCのコーチたちは各初級学校の教員であるとともに、日本サッカー協会公認のC級ライセンスを取得している。また月に2回、中級部コーチらと共に講習を実施するなど、上の世代とも定期的にコミュニケーションを図っている。当面の目標は、千里馬FCの「全日本少年サッカー大会」出場。そして中学、高校とも全国大会に出場できるような選手の育成だが、最終的な目標は千里馬FCから国家代表選手を輩出することだ。

[朝鮮新報 2004.6.24]