top_rogo.gif (16396 bytes)

WBCスーパーフライ級世界戦、洪昌守選手V9成らず

 WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチが28日、横浜市にある横浜スーパーアリーナで行われ、総聯中央の梁守政副議長と文化局の金尚一局長、大阪地方をはじめとする各地の同胞、青年、学生ら約1000人が応援した。

 洪昌守選手(共和国労働英雄、人民体育人、金沢ジム)は挑戦者の川嶋勝重選手(大橋ジム)と対戦。昨年6月以来、2度目の対戦となる。

 1R1分過ぎ。川嶋選手の右クロスが洪選手のこめかみに命中。のめっていく洪選手の腹へ左ボディー、さらに右フック。洪選手はダウンした。足をもつれさせながらなんとか立ち上がった洪選手だったが、連打を浴び、再びダウン。川嶋選手のTKO勝ちとなった。洪選手の防衛記録は日本国内歴代2位タイには届かなかった。

 東京朝高3年の林辰哉さんは「今まで洪選手が同胞らにくれた勇気と喜びは測りしれない。感動をありがとうと伝えたい。これからもボクシングを続けて、私たちに力を与えてほしい」と話していた。

[朝鮮新報 2004.6.29]