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〈04’インターハイボクシング〉 1回戦で強豪と対戦した神戸朝高の2選手

 神戸朝高は組み合わせが悪かった。

 ライト級の金哲成選手、ライトウェルター級の葛洪太選手ともに、1回戦で強豪との対戦となった。

 だが、力の差を気持ちでカバーし相手を苦しめた。

 葛選手は序盤から攻め込まれるも、2ラウンド終了後に監督の励ましを受け、優勝した松浦選手(宮城県農業高校)から見事ダウンを奪う健闘を見せた。会場には涙する応援団の姿もあった。

 初戦で判定負けして「全国のレベルの高さを思い知らされた」という金選手も「ボクシングがもっと好きになった」と語った。(文=李泰鎬記者)

[朝鮮新報 2004.8.5]