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近畿大会で東大阪朝中サッカー部が初V、「全国」出場に花添える

 第53回近畿中学校サッカー大会決勝戦が10日、和歌山県の紀三井寺陸上競技場で行われ、大阪府代表として出場した東大阪朝鮮中級学校(大阪市)が初優勝した。前日の予選リーグで、19日から山梨県で開かれる全国中学校サッカー大会への出場権をすでに獲得しており、この日の優勝は「全国」出場に花を添えた。

 決勝戦で兵庫県代表の野々池中学校と対戦した東大阪朝中の選手たちは、学父母、同胞、生徒、教職員ら約300人の応援を背に、日頃の練習成果をいかんなく発揮。前半2点、後半3点の計5点を入れ、5−0で圧勝した。

 大会期間、4試合で計4点を入れた高崇彰選手は、「全国を目指してみんなが一つになって、精一杯サッカーをして勝った。朝鮮人としてすべての力を発揮し、ウリハッキョの名をとどろかせたい」と、「全国」でも全力で闘うことを誓っていた。

[朝鮮新報 2004.8.12]