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各地の朝鮮初級学校でバスケットボールサークル導入校増加

 年ごとにサークルを導入する学校が増えている初級バスケ。今年の4月から千葉ではサークル活動を生徒が芸術系サークルとバスケの2つをかけもつ2部制にした。人数が少ないことも理由のひとつだが、生徒たちにいろんな経験をさせ、可能性を増やすのが目的だ。

 「体育が嫌いな生徒など最初は何でバスケをしなければならないのかと嫌がっていたが、シュートが入った時の喜びを覚えるうち、やればできるという自信がわいてきたようだ。今はバスケを楽しむ子が増えた。いい意味でのライバル意識も芽生え、団結心も強くなってきている。バスケを通じてスポーツの楽しさ、すばらしさをもっと教えていきたい」と、同校の金昌生教員は語る。

 今大会では人数が間に合わないため男子チームに女子生徒が加わっている学校もあった。鶴見もそのひとつ。李洋美、金仙衣、李靖華さんの3人(初6)だ。

 洋美さんと仙衣さんは「(バスケは)体育時間でやったくらい。なんか楽しかったからもっとやってみたかった」という。靖華さんは、「頼まれて引き受けた」けど、「みんなと出られて楽しかった」。

 男子チームを前に「緊張もしなかった」という。「やっていくうちにますますバスケの楽しさを知った。バスケってかっこいい。走って走ってシュートが入った時が最高」と3人は口をそろえた。

[朝鮮新報 2004.8.19]