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〈全国中学校サッカー大会〉 東大阪朝中が1回戦突破

 第35回全国中学校サッカー大会の1回戦が20日、山梨県の各地で行われた。出場した東大阪朝鮮中級学校サッカー部は、富士河口湖くぬぎ平サッカー場でさいたま市立与野東中学と対戦。金憲央選手のVゴールで勝利し、1回戦を突破した。

 高校並みのハイレベルで展開された試合は、前半29分にゴール正面で金憲央選手のパスを受けた高崇彰選手がゴールを決め、東大阪中級が先制した。

 試合は後半25分に与野東中が得点し、Vゴール形式の延長戦にもつれ込んだ。互いに疲労が見られる中、闘志で勝る東大阪中級がボールをキープ。延長4分、高勇一選手のピンポイントのセンタリングを、フリーで走りこんだ金憲央選手が弾丸ボレーを決め、2−1で勝利した。

 会場では、大阪から駆けつけた同校サッカー部員と父母、OB、教員らが大声援を送った。Vゴールの瞬間には、互いに抱き合って喜び合い、選手らを称えた。

大阪市立城東中サッカー部も応援

 会場には、大阪市立城東中学のサッカー部員と関係者らも駆けつけ、朝鮮語で書かれた横断幕を掲げて声援を送った。

 城東中の岡本吉弘監督は「同じ大阪の代表としてよくがんばってくれた。生徒たちも応援しにいきたいと言っていた。ハーフタイムの監督のアドバイスが効いたのか、とくに後半からはいつもの強い朝中のサッカーができていた」とエールを送った。

[朝鮮新報 2004.8.21]