アテネ五輪朝鮮選手、銀4、銅1を獲得 |
8月13〜29日までギリシャで行われたアテネオリンピック。朝鮮からは36人の選手が参加し銀4つ、銅1つの計5つのメダルを獲得した。 朝鮮に最初のメダルをもたらしたのは女子柔道57キロ級に出場したケ・スニ選手。16日に行われた競技でケ選手は2回戦から出場し、準決勝ではキューバのルペディ選手に一本勝ちで決勝に勝ち進んだ。 決勝ではドイツのボエニシュ選手と対戦。惜しくも金メダルを手にすることはできなかった。 女子重量挙げ58キロ級に出場したリ・ソンフィ選手も、スナッチで102.5キロ、ジャークで130キロに成功したものの、5キロ及ばず2位に甘んじた。 女子卓球シングルスのキム・ヒャンミ選手は決勝まで順当に勝ち進んだものの、中国の選手に敗れ銀メダルを獲得した。 一方、ボクシングフェザー級のキム・ソングク選手も、2回戦から出場しグルジアの選手を25−14で破ったのに続き、準々決勝ではナイジェリアの選手に32−11で圧勝。ドイツの選手と対戦した準決勝では逆転勝ちし、決勝に駒を進めた。 28日の決勝戦では、ロシアのディチチェンコ選手に17−39で敗れ銀メダルを獲得した。 男子50メートル射撃に出場したキム・ジョンス選手は、予選を3位(564点)で通過。17日に行われた決勝に臨んだ。決勝では94.5点を獲得したが、順位に変動はなく銅メダルとなった。 また、女子器械体操種目別(跳馬)予選を2位で通過したカン・ユンミ選手は5位入賞にとどまった。 一方、南朝鮮は今回、金9、銀12、銅9の計30個のメダルを獲得した。 前回に続き、今回も北南の選手は共同入場したほか、五輪史上初となる合同練習(卓球)も行うなど、スポーツ分野での交流が深まった。 [朝鮮新報 2004.9.2] |