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近畿高校ボクシング新人大会 大阪朝高2階級で全国選抜へ

 第12回近畿高等学校ボクシング新人大会が19〜21日の3日間、南京都高校第二体育館で行われ、大阪朝高の尹成龍(バンタム級、2年)、朴善暉(ライトウェルター級、2年)の2選手が優勝、崔学世選手(ウェルター級、2年)が準優勝、神戸朝高の張成光選手(バンタム級、2年)が3位に入賞するなど、朝高勢が活躍した。

 今大会には、近畿6府県の地方予選を勝ち抜いた計7階級36人の選手が出場し、来年3月に行われる全国選抜大会近畿ブロック代表権を争った。

尹成龍選手 朴善暉選手

 大阪朝高からは4人(前述の3人にフライ級、1年の申昌民選手)、神戸朝高からは1人がそれぞれ出場し、日頃の練習の成果を発揮すべく4R最後のゴングが鳴るまで戦い抜いた。

 尹選手は、朝高同士の戦いとなった準決勝こそ苦戦し判定勝ちだったが、決勝戦では奈良県信貴が丘高校の寺口選手を、1R開始から長身を生かしたストレートで圧倒。4R、RSCで優勝した。

 朴選手も準決勝で優勝候補の村石選手(奈良県、王寺工業高校)に判定勝ちした勢いで優勝し、2階級で「全国」の切符を手にした。

 初出場の申選手は惜しくも1回戦で判定負けした。

 大阪朝高ボクシング部の梁学哲監督は、「昨年に続きなんとか選抜出場権を得ることができた。レベルの高い近畿を制したので、この調子で3月に向けいっそう強化に励みたい。ライトウェルター級では東京朝高の李栄行選手、広島朝高の金炯秀選手など全国レベルの選手がいるので、ぜひとも朝高同士の決勝戦を狙いたい」と語る。

 第16回全国高等学校ボクシング選抜大会は2005年3月22〜26日に茨城県水戸市で開催される。【大阪朝高ボクシング部】 

[朝鮮新報 2004.11.25]