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都社会人1部リーグカップ FCコリアが優勝

 「第22回東京都社会人1部リーグカップ」の決勝が5日、日立ビルシステム・大宮グラウンドで行われ、FCコリアがプログレッソ東京を7−2という大差で下し優勝した。在日朝鮮蹴球団時代の98年以来2回目。

8日に日立・目白クラブで行われた表彰式(左から鄭宏彰、河貴大、黄永宗、梁秀誠、土屋信三の各選手)

 今年度のカップ戦決勝は、「東京都社会人1部リーグ」4位のプログレッソ東京と7位のFCコリアとの間で行われたが、序盤から完全にFCコリアが試合の主導権を握り、4−0というスコアで前半を折り返した。

 この日は、今シーズンから加わった新戦力、FW河貴大選手やMF鄭宏彰選手などの活躍により、終わってみれば今シーズン最多得点。

 FCコリアは、1998年に優勝した在日朝鮮蹴球団とは異なり、全員が働きながら夜間に練習に励む社会人プレーヤーたちで構成されている。そういう意味でも非常に価値あるものだ。

 FCコリアはこの試合で今シーズンの全日程を終えた。来年1月18日から始動。来年こそ「東京都社会人1部リーグ優勝」「関東社会人リーグ昇格」を目指す。

試合結果

 【第22回東京都社会人サッカー1部リーグカップ】

 11月28日・準決勝

 ・FCコリア 1−1(前半0−0) FC町田 (PK=5−4) 【得点者(アシスト)】小松崎(梁秀誠)

 12月5日・決勝

 ・FCコリア 7−2(前半4−0) プログレッソ東京 【得点者(アシスト)】河貴大(ナシ)、小松崎(河貴大)、金敏寛(梁秀誠)、盧英孝(ナシ)、鄭宏彰2(1点目=直接FK、2点目=河貴大)、徐慶民(姜英勲)

 【第36回東京都大学サッカー新人大会】

 12月11日・2回戦

 ・朝鮮大学校 1−2 玉川大学

 ※2回戦敗退

[朝鮮新報 2004.12.23]