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そこが知りたいQ&A−総連の今年の活動方針は?

結成50周年を民族的慶事に

 総連本部委員長・支部委員長合同会議が13、14の両日、東京都千代田区の朝鮮会館で開かれた。実質的にはこの会議を皮切りに、総連の今年の活動がスタートしたことになる。今年の総連の活動方針について、Q&Aで見る。

 Q 総連本部委員長・支部委員長合同会議では何が話し合われたのか。

 A 労働新聞など3紙による新年共同社説、最高人民会議常任委員会の金永南委員長が総連中央の徐萬述議長にあてた新年祝電を受けて、「総連20全大会決定貫徹のための8カ月運動」の後半事業を進める対策を討議した。とりわけ、5月25日の総連結成50周年を「在日同胞社会の民族的慶事」として迎えようということが話し合われた。徐議長あての祝電では、「総連結成50周年を在日同胞社会の民族的慶事として盛大に迎え、総連第20回全体大会で提示された課題遂行で新たな局面を開く」ことが強調されている。この点を踏まえて会議で報告した徐議長は、「今年を在日朝鮮人運動史における最も意義深い年に飾る」と述べた。

 Q 具体的にはどんな課題が提起されたのか。

 A 民族教育文化事業と同胞生活奉仕、福祉事業を総連の愛族愛国運動の「恒久的な2大中心柱」とすることと、半世紀にわたって収めた成果のうえに新時代を志向した新たな業績を積み重ねる事を前提に、8カ月運動の間に力を入れる4つの点について言及された。

 まず、民族教育の正規教育システムを基本に、これを守り発展させながら、より広範な同胞子女に母国語を教えるための準正規教育システムを整え運営していくことだ。

 第2に、民族性を守る事業と大衆文化スポーツ事業を活発に繰り広げ、総連結成50周年の今年を同胞社会に民族性がみなぎるようにすることだ。

 第3に、これまで民族権利を勝ち取ってきた1世の業績の上に、今日の実情から出発した同胞生活奉仕、高齢同胞福祉網を全組織に構築し、愛族愛国活動の確固たる柱として打ち立てることだ。

 最後に、祖国光復60周年と6.15北南共同宣言発表5周年となる今年、祖国統一と強盛大国建設に特色ある貢献をして情勢に主動的に対応し対外活動を活発に繰り広げることだ。

 Q これは今年の課題とも合致するものか。

 A そうだ。ここで強調したいのは、民族教育文化事業と同胞生活奉仕、福祉事業を「恒久的な2大中心柱」と定義したこと。総連が短期的ではなく、長期的にこの2つに力を入れ取り組んでいくことを示すものだ。

 Q ではこの「2大中心柱」強化のための具体的な対策は。

 A まず、民族教育文化事業から見ると、民族教育の質向上、生徒募集事業の強化、全組織・同胞挙げての学校支援などが挙げられる。これに加えて強調されたのが、民族学級、午後夜間学校などの準正規教育システムの強化。すでに8カ月運動前半期に、愛知・豊田、静岡・中部、鹿児島、京都・右京などで土曜児童教室が開講した。昨年10月には新しい教材も製作され、すでに使用されている。

 民族性を守る点では、民族的なサークル活動の展開、金剛山歌劇団や地方歌舞団の公演などを通じた芸術扇動活動、学校での民族性教育などを引き続き推し進めていくことになる。

 同胞生活奉仕、福祉活動では、高齢者介護問題が中心となる。介護保険制度の改正に伴い、「小規模地域密着型」のすう勢に沿った高齢者介護事業所を、実情に合わせて各地域に整えることが求められている。(文聖姫記者)

[朝鮮新報 2005.1.20]