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筑豊初級 飯塚市に要望書を提出 例年通りの「就学助成金」を

 筑豊朝鮮初級学校の鄭露美校長をはじめとする学校関係者、総聯筑豊支部の林虎光委員長、筑豊朝鮮商工会の李相学理事長、朝青筑豊支部の李竜圭委員長、吉蜿一・福岡県議、高取功・飯塚市議ら14人が10日、飯塚市庁舎を訪ね、民族教育に対する財政支援を要請した。

 鄭校長は席上、@筑豊初級に対する例年通りの「就学助成補助金」の継続A学校校舎や施設の建築、改築、補修に関する補助金の支給を求める要請書を提出。林委員長が補足説明し、19年間飯塚市が同校に対し、福岡県下において率先して教育助成の突破口を開き支援してくれたことに対して感謝を述べ、ひきつづき助成補助金を保証するよう要請した。

 これに対し上瀧征博助役は理解を示し、善処することを約束した。

 18日、飯塚市教育委員会が直接学校を訪ね、鄭校長に助成金10%削減案を白紙撤回し、例年通り助成補助金を保証することを伝達した。【筑豊分局】

[朝鮮新報 2005.2.24]