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NPO法人コリアンネットあいち ハングル講座 今月から受講者倍に、大半が女性

 昨年2月の開講以来、人気を博しているNPO法人コリアンネットあいちが運営するハングル講座。あいちNPO交流プラザで毎週土曜日の午前10時〜午後3時、入門基礎編、入門会話編に分けて講義が行われている。現在の受講生は25人だが、今月から倍に増えるという。コリアンネットあいちの金順愛事務局長はこの現象を「『韓流』ブームによるもの」と位置付けるも、「朝鮮の文化や歴史を少しずつ知ってもらう機会になればいい」と話している。

いろいろ例を挙げながら会話の指導をする李仁淑講師

DVDなども教材に使われる

 開講以来、講師を務めるのは名古屋国際センター非常勤職員の李仁淑さん(50)。

 現在、入門基礎編は午前10〜11時、入門会話編は午前11〜12時にそれぞれ行われているが、これに午後2〜3時部に新たに入門編が加わった。

 5日に行われた講座をのぞいてみた。参加者は入門編、会話編合わせて、男性1人を除きすべて女性。しかも、全員日本人だ。年齢層も幅広い。

 講師の李さんは、「『韓流』のおかげで本当に受講生が増えた。とくに50代の女性が多い。どれもこれも『冬ソナ』が火付け役となっているのは確か」とほほ笑む。

 講座ではオリジナルのテキストを使い、パッチムなどの文字の把握や、助詞の使い方、会話までと幅広い知識が身につく。

 会話の練習でも「韓流」をほうふつさせる姿が見られた。

 「어디서 택시를 탑니까(どこでタクシーを乗りますか)?」

 「롯테호텔앞에서 택시를 탑니다(ロッテホテル前でタクシーに乗ります)」

 「우리는 배용준씨 집으로 갑니다(私たちはペ・ヨンジュンさんの家に行きます)」

 「사진을 찍을수 있어요(写真を撮ることができますか)?」

 「예 찍을수 있어요(はい、撮ることができます)」

 会話を成功させると笑顔の受講生。まわりの人たちに「これってすぐにでも使えるでしょ?」と、話すと室内は爆笑の渦に包まれた。

 名古屋氏在住の牧野愛子さん(56)は、去年の5月から受講している。「韓国の友だちができて話せればいいなと思ったのがきっかけです。日常会話ぐらいのレベルには上達したいですね」と語る。

 去年9月から受講している長瀬友美さん(30)は、「新聞で見てぜひ習いたいと思って始めました。『冬ソナ』にはまり早くソウルに行ってみたいと思うようになって、それから文化や歴史にも興味を持つようになったんですよ。難しいですけど、日常会話はマスターしたいですね」と意欲を見せる。

 講師の李さんは、受講者が増えるのはとてもうれしい現象と話しながら、「ブームをきっかけに隣国の文化、歴史をもっと知ってもらいたい。初めはウリマル(朝鮮語)のダイナミックな部分、繊細さ、優しさなどを感じてくれればうれしい」と語る。

 そして「今のところ、受講生には日本人が多いが、なかには『在日コリアン』であることを隠している人もいる。この講座が、そういう人たちに自分の国に対して少しずつ自信が持てる場になればいい」。(金明c記者)

[朝鮮新報 2005.3.14]