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安、李選手バーレーン戦へ向け出発 東京・文京、千代田支部同胞らが激励会

「同胞たちに勇気くれた」

 「実物は本当にかっこいい!」「必ずワールドカップに行ってほしい」−総聯東京文京・千代田支部の約50人の同胞らが17日、地元の同胞焼肉店「和」に集まった。朝鮮代表でJリーガーの安英学選手(名古屋グランパスエイト)と李漢宰選手(サンフレッチェ広島)が25日、平壌で行われるバーレーン戦に出場するため成田を出発する前日に文千支部の同胞らが激励会を催した。

親子そろってカメラとサイン

子どもたちと一緒に記念撮影

 午後7時、車でさっそうと現れた両選手。同胞たちが大きな拍手で出迎え、花束を手渡した。

 パリッとしたスーツ姿の選手らに見惚れたのか、子どもを連れてきた若いオモニたちは、子どもそっちのけでキャーキャーと落ち着かない。「サイン、サイン!」「早く一緒に並んで!」。子供たちも色紙、ボール、カメラを用意しながらひたすらおねだりだ。

 両選手は一人ひとりに声をかけながら、記念撮影やサインに応じていた。

 会場の2階に顔を見せると、同胞らの大きな拍手で迎えられた。

 文千商工会の兪晶理事長のあいさつに続き、両選手もその場に立ち、感謝の気持ちを言葉で表した。

 「同胞たちの応援にはとても感謝している。今回はケガで出場が難しいが、英学先輩のアシスタントとしてしっかりサポートしたい」と李選手。

 一方、安選手は、そんな李選手を横目に「忙しいなか、これだけの同胞たちが集まってくれたがとてもありがたいし、この応援を力に変えて、一歩でもW杯に近づけるよう全力を尽くしたい。アシスタントもしっかりサポートしてくれると信じています」とほほ笑んだ。

 安選手のオモニ、鄭末禮さん(56)は「代表選手としての誇りを持って、『在日』を代表する選手として、みんなに喜びと感動を与えられるようにがんばってほしい」と笑顔を見せた。

子どもたちに夢与える存在に

花束を受け取りW杯最終予選への決意を語る李選手(左)と安選手

 当日は営業日にもかかわらず店主の秦錫鎬さん(54、文千商工会会長)の計らいで店は貸し切り。

 「子どもたちの喜ぶ姿を見てもわかるように、2人の選手は子どもたちの夢。W杯に出場してもっと夢を与えてやってほしい。在日だけでなく日本の人たちもいっぱい応援してくれている。朝鮮、南朝鮮、日本の3チームが一緒にW杯に行ければこれ以上いいことはない」

 子供を東京朝鮮第1初中に通わせている金淑さん(42)は、「これからも長期にわたって、現役で活躍してほしい。子どもたちの目標になっていますから」。

 会の最後、同支部の李明律顧問(74)の熱弁に拍手が送られた。

 「2人の選手がどれだけ同胞たちに勇気をくれたかわからない。今、代表としてピッチに立っていることは、昔、自分たちがやりたくてもできなかったこと。必ずW杯出場を果たしてほしい」(金明c記者)

[朝鮮新報 2005.3.22]