top_rogo.gif (16396 bytes)

「総連結成50周年在日同胞大祝典」 のど自慢大会

老若男女の「名歌手」が美声

 関東各県の行事で活躍している老若男女の同胞「名歌手」7組が出演した、「第1回ウリのど自慢中央競演大会」。今回が初めての開催とあって、出演者はもちろん、応援する同胞も大きな関心を寄せていた。

 出演者の年齢層が20代〜70代までバラエティーに富んでいたこともあり、歌もそれぞれの世代にあったものが披露された。歌詞の内容も多岐にわたっていたが、半世紀にわたって組織を守り抜き、これからも発展させていこうということでは、出演者すべてが共通していた。

 厳正なる審査の結果、栄えある優勝に輝いたのは、「子どもたちよ これがウリハッキョだ」を歌った東京青商会の南元洙さん(38)と周健さん(32)。2人は、「東京青商会の歌唱サークル『アエ』のメンバーの代表として参加した。『アエ』というのは、『子どもを愛する』という朝鮮語のそれぞれの頭文字をとってつけたもの。今回、子どもへの思いを歌って優勝できたので、本当にうれしい」と語った。

 優勝賞金の30万円については、「同胞たちが望むとおりに、同胞に役立つよう使いたい」とほほ笑んだ。

 応援していた同胞たちは、「各地から来たいろんな世代の同胞が、一つの場所で美声を競うというのは、組織があるからできること。これからも2回、3回とずっと続けてほしい」と感想を述べた。

 なお、2位に女性同盟豊島支部顧問の姜好仁さん(79)、3位に女性同盟栃木・北部支部の朴春陽さん(35)、特別賞に朝青神奈川西横支部の朴英二さん(30)がそれぞれ選ばれた。(李松鶴記者)

[朝鮮新報 2005.6.2]